2017年9月20日 (水)

展示会のお知らせ

絵と刺繍のふたり展「ベビールーム」
 日時:11月10日(金)~12日(日) AM11:00~
 場所:ギャラリー・アン(杉並区松庵3-11-20)
     JR中央線/総武線 西荻窪駅より徒歩 (土・日曜は総武線のみ停車)
     *ギャラリーHPの地図をご覧ください(www.gallery-anne.com/accessmap.html)
     **地図上のファミリーマートがセブンイレブンに変わっていました。ご注意ください。


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11月10日より3日間、友人と2人で作品展を開きますので、ご案内致します。
杉並区西荻窪近くの小さなギャラリーを借りて行います。

私は白い刺しゅうを展示します。新作は少しだけで、ほとんどは以前に作ったデンマークの刺しゅうです。人によっては、見慣れたものばかり となりますが...。
お友達のひかるさんの作品は、本業(?)の色鉛筆画に加えて、色糸刺しゅう,パッチワーク,粘土やフェルトを使った小物などの手芸もいっぱいです。オリジナルデザインの、かわいい、楽しいものが並ぶ予定です。販売用に準備している小さな物も続々と出来上がっています。

私の手芸は「上手ではないけれど大好き」という素人の作品で、これも「展示会」というより「発表会」や「学芸会」と呼ぶのがふさわしいような場になると思いますが、見に来ていただけると嬉しいです。
ご興味のある方、どなた様でも、どうぞ足をお運びくださいますよう。


なお、小さなギャラリーですので、お客様用の椅子を置くことができないかもしれません。
ご了承ください。

ギャラリーへの行き方を以下に簡単に付記します。
 西荻窪駅南口を出て「仲通街アーケード」を抜けて直進します。道沿いには「セブンイレブン」,和菓子屋「越後鶴屋」,パッチワークの店「アーリーズプリント」などがあります。
 印南建設の角を右に曲がります(知る人ぞ知るですが、「松庵文庫」のある道です)。
 しばらく行くと、右手に小さな公園があります。その少し先の左手の白い壁と緑の屋根の一軒家が「ギャラリー・アン」です。




2017年6月19日 (月)

テーブルクロス

テーブルセンター(tablecloth)。
201706191_2 約30×45cm

楕円形のテーブルに置くつもりで作りました。
今回はあまり穴を開けたくなくて、糸を抜く部分を少なめにしています。

デンマークの古い刺しゅうを参考にしました。鳥とイチゴとヘビイチゴの模様(のつもりです)。
私にしては余白が多くて、何か抜けているような、物足りないような図案です。後から少し模様を加えたのですが、更にミョウな感じになってしっくりこないし、それでも物足りなさは残るし...。糸を強く引きすぎて真中がブカブカに浮き上がるし、それを誤魔化そうとして益々傷をひろげてしまうし...。最初から作り直そうかと迷いながらも、そのまま仕上げてしまいました。
難しいものです。

2017年5月 3日 (水)

ピンクッション

小さなもの。
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1つの図案から小さいものをいくつか作りました。


 * * *

何年ぶりかで旅行しました。長すぎると思えた2週間も、過ぎてみれば、瞬く間のようでした。
行く前は、いろいろと想像してどうしようもないほど不安に駆られ、どうなることかとたいそう心配しました。
でも、面倒見の良い方々に支えられ、忘れられない貴重な経験、そして思いがけず楽しい時間を得て、無事に帰ることができました。
皆様、どうもありがとうございました。申し訳ないくらいお世話になりました。

Judyさん、何もかも、すべてあなたのおかげです。
まだ振り返って整理できていないのですが、これからゆっくりと思い出して考えてみます。
本当にありがとうございました。


Berniceさん、retreatのレポートを引き受けてくれる人はみつかったのでしょうか。
私も、自分の個人的な体験記として、書き記しておくことにします。


*SNGのRetreat
 2017年4月21日~23日
 Peterborough,Pegion湖畔のElim Lodgeにて
 参加者約20人

〔1日目〕
曇り空の寒い中、例年3人連れのところにお邪魔して、11時頃に車で出発。
途中、持参した昼食を車中でとり、小さな食品店で焼立てタルトを買い(結局、食べる時間がなくて持ち帰ったけれど)、アンティークショップに寄り、雑貨屋に寄りながら(この2件に立ち寄るのが定例行事らしい。皆様そこそこのお買い物。私は見るだけ。)、3時頃にElim Lodgeに到着。P1020569_4 
どんなところ?相部屋?と案じていたけれど、到着してみたら心配無用。
たくさんの小屋の並ぶキャンプ場らしきところ、キリスト教関係の宿泊施設だそうです。
1人1室割り当てられ、とても快適な宿泊施設です。
「一番良い部屋を当てたのよ」と言われ、ギルドメンバーでないのに参加させてもらっているだけでも申し訳ないのに、とても恐縮しました。
SUNRISEとSUNSETの2種の部屋があって、私はSUNSETの26号室。
2階建ての建物の2階の部屋で、下は物置で住人はなし。
在室中は中から施錠、外出中の鍵はなし・なので貴重品必携、という何とも大らかな環境。
     P1020578_2 泊まった建物  P1020567_2 部屋の中
              
     P1020571_2 仕事部屋    P1020570 食堂
 
部屋に荷物を置いて、早速、仕事部屋になっている建物に向かうと、既に多くの方々が到着し、制作中。
そこで突然、窓の外に1匹のキツネが現れて、ちょっとした騒ぎに。ここでキツネにお目にかかるのは珍しいことだそうです。
私も空いている席に座って、持参した刺しゅうにとりかかります。
隣席のJudyさんは、やがて自分の刺しゅうを脇において、お友達の刺しゅうのお手伝いを始めます。
皆様の手作りのお菓子などを頂戴し、Marylinさんから借りたFrances Cheyneyのサンプラー本を眺めつつ、刺しゅうをしつつ、のんびりと時間を過ごしているうちに5時半になり、夕食。
食堂は隣の建物。湖に面していて、テーブルから湖が見渡せます。
出向くと、SNG以外の団体客の姿も。例年、キルティングのギルドが同じ時期に来るそうですが、今年はいらっしゃらないそうです。
空いている席に着くと、SNGのどなたかが用意した小さなプレゼントが各席に置かれています。毎年のことで、食事ごとに何かしらの小さなプレゼントが用意される、とのこと。このretreatを存分に楽しみましょう、という意気込みが感じられます。
P1020575_4揃ったところで、まずは合衆国から来ているというここの牧師さん?の簡単な歓迎のあいさつ。私はここで英語がわからないことを皆様に露呈。そして短いお祈り。
食事は自分で好きなものを好きなだけお皿に盛って食べます。コーヒー・紅茶は給仕の人が注いで回ってくれます。
金曜日の主菜はフィッシュアンドチップス、その他いろいろ。野菜もいろいろ。食後のお菓子もいろいろ。
なんでこんなに食べてしまうのか、と思うくらい食べて食べて食べました。
夕食後、再び仕事部屋に戻ると、1日目の小さなプロジェクトが各自の席に置かれています。
折り畳み式の小さな刺しゅう鋏と、それを入れる小袋を作るための材料が包まれて、リボンがかけてあります。
小さくて愛らしいサンプル4種の写真と刺しゅうを施すプラスチック板と毛糸2色が同封されていて、私はピンクと薄緑の毛糸。サンプルの1つ、アザミの花を見本通りに刺し始めましたが、周囲を見ると、もらった毛糸の色もバラバラ、刺し始めた図案もバラバラ。糸の色は取り替え可能で、お互いに分けあったり交換したりしている姿も見られます。
私のようにサンプルを真似て刺している人もいますが、全く違う図案を刺している人も多く、このアザミを刺したのは2人程だったようです。この当然のごとく個性的なところ、ちょっとSkalsを思い出します。言葉が通じなくても、何となく混ざって快適に過ごせるこの感じも、Skalsでの日々と重なります。
慣れない毛糸のハーフクロスステッチに疲れて、私は途中で自分の刺しゅうに戻りましたが、黙々と続ける人もいれば、プロジェクトには殆ど手を付けずに自分の作品を作り続ける人もいます。
夕食後は、2階の部屋に移ってカード遊びを始める人も。8時頃から段々と自室に引き揚げ始め、10時頃に全員退室。まだまだ寒い夜でした。
部屋で少し刺しゅうを続けようかと思いましたが、眠さに負けて、すぐに就寝。

〔2日目〕
朝、起きてみると、嬉しくなる青空。冷たい空気の中を15分ほど散歩。
7時半過ぎに仕事部屋に行くと、既に何人か席にいて、刺しゅうに取り掛かっています。何時ぐらいから始めているのでしょうか。
ぼちぼちと集まり始めた頃、8時半より朝食。
前日と同じ食堂で、同じようにプレゼントの置かれた席に着き、お祈りの後に食事。卵やソーセージ、シリアル、ヨーグルト、果物、パンやパンケーキ、加えてマフィンやデニッシュ、シナモンロールまであって、朝から何でこんなに食べてしまうのかしらと思うくらい、またまた食べてしまいます。
P1020580朝食後、仕事部屋に戻ると、2日目のプロジェクトが提案されます。
この日は、花柄のきれいな布に刺しゅうやビーズの飾りを加えて、紙に挟んで、グリーティングカードを作るというもの。「参考に」と回ってきた見本のきれいなこと。さすが。
各自、好きな布を選び、ビーズや糸を選び、作り始めます。
何をどうすればいいのか全くわからないままに、私も布を選び、ビーズを選び、刺しゅう糸を分けて頂いて、適当に刺し始めます。金糸・銀糸もありますが、これは私には無理とわかっていたので、はじめから金の入った布を選びました。
ビーズは初めてのこと、どうもうまくいかないので、とりあえず簡単に刺しゅうだけすることに。
あっという間に12時半、昼食の時間です。外は少し冷たいですが、気持ちの良いお天気です。
食堂に向かうところで、「SNGの仲間に、例えば何か不幸なことがあると、ギルドからカードを贈るのだけれど、このカードはその時に使うもの」と教えてもらいました。とても上手にはできそうもないけれど、せめて丁寧に作ろう
P1020576土曜はミートパイ、フライ、その他いろいろ。ミートパイのあまりの大きさにたじろぎ、諦めて他のものを取って席に戻ったところ、同席のご婦人のお皿にパイがのっています。つい「おいしいですか」と聞いたら、「半分食べる?」と分けていただくことに。それでもまだ大きいので、更に半分をお隣の人へ。コンビーフのパイでした。
皆様の年齢はわかりませんが、今回参加しているSNGのメンバーはややご高齢の方が多いです。それでも食欲旺盛な方ばかりで、つられるように私も食べます。
昼食が終わって、敷地内にある小さなお店を見学します。スカーフやらアクセサリーやら、皆様の購買欲に感心するばかり。でも後で気付いたのですが、ここで買い物をすれば教会の助けになります。次の日のことですが、私はここでカナダの国旗柄の袋を買ってもらってしまいました。
その後、仕事場に戻って、カードの続きを作ります。
既に仕上がった人もいれば、前日の鋏入れの続きをする人、自分の刺しゅうをする人、編み物をする人など様々で、賑やかにゆったりと時間が流れます。
途中、「あなたが作ったカードは、日本へのお土産に持って帰って」と言われ、記念に手元におくことになりました。代わりに、家に戻ってから新しいカードを作って送ることにします。
やがて完成。これで完成で本当にいいのか...?という怪しげな、物足りないような出来具合ですが、それでも皆様に褒めてもらって、少し安心。たぶん、自分が良ければ、それで良いのでしょう。
昨日と違ってお天気が良いので、窓辺に移って、お日様の光の中で刺しゅうを続けます。
夕食は、驚くほどにおいしいロールキャベツ。デザートは、同席のご婦人の「私の好物なの」というスコティッシュプディングというものをどうしても食べてみたくなり、私もお皿に取ります。席に戻ったら、やっぱり触発されたらしい他の方のお皿にもスコティッシュプディングが...。更に、「このパイ、おいしいよ」とホイップクリームを盛った果物の詰まったパイを見せられて、既に満腹なのに、同じものを取りにいってしまいます。
夕食後、私は初日の鋏入れの続きを作り、もうちょっとで完成というところでこの日はお開き。
部屋に戻って続きを作ります。完成目前にして、また眠さに負けて就寝。

〔3日目〕
最後の日も良いお天気。荷物を詰めてから、湖畔を15分ほど散歩して、仕事部屋に向かうと、既に帰り支度を済ませた方々が、ぼちぼちと仕事に取り掛かっています。
ここで、帰る前に枕カバーやシーツを外し、ゴミを片付けるようにと説明してもらいます。が、理解しきれず何となく不安。でもまずは朝食。
この日の朝食時のプレゼントはカラーペンでしたが、紫色のペンをもらったご婦人が試し書きをした途端、「インクも紫!!」と大喜びの大はしゃぎ。かわいいです。
食後、Judyさんの部屋を見せてもらい、だいたい同じように片付けたつもり。でも、もしかしたら間違っていたかもしれない。ごめんなさい。
鋏入れが完成。急いだために雑だけれど、それはそれ。出来上がって嬉しい。
数名がぼちぼちと完成させていましたが、本当に10人10様。出来上がったものを皆にお披露目します。
既に終わりも近いので、他のテーブルをぐるっと回って、皆様のお邪魔をしながら作品を見せてもらいます。
自分で買ったキットを作っている方が多いようです。この時はクロスステッチを刺している人が多かったですが、その他にもいろいろ、ハーダンガーの人も何人か。
20170505_retreat9 昼食後に解散なので、片付けて、食堂に向かいます。途中、電柱の上方からコツコツという音が聞こえ、何人かが見上げています。キツツキか?送電の音か?とじっと見ていたら、柱のてっぺんに見つけました。キツツキでした。
最後の食事は、ローストビーフ、チキン。グレイビーソースを入れる小さなパイもあります。デザートにはアイスクリームも。
食事がすむと、準備の整った人からサッサと帰っていきます。翌日にはSNGの定例の集まりがあり、また会うことになっているので、終わり・お別れという名残惜しい様子もありません。そういえば、この3日の間に全員で記念写真などもなかったですね。仰々しくなくていいです。
私たちも帰路へ。なぜか道を間違えながらも、4時過ぎに無事に帰着しました。

    * * *

長々と書いてはみたけれど、旅行記というよりも食事日記...。食べた物も、その時隣にいた人もよく覚えているのだけれど、それがどの食事の時だったかは既にあいまいになってしまいました。
「何でも食べる良い日本人」と一部で言われていたそうです。が、実はそんなことはなく、生のままで食べたがる日本食文化のほうが合わなかったりします。食い意地がはっていて恥ずかしいけれど、「nice」と受け取ってもらえたのなら、まあいいか。

    * * *

言葉がわからないのは残念でしたが、心に残る素敵な3日間でした。
参加させていただいて、本当にありがとうございました。
どちらのプロジェクトも初めての新鮮な体験でしたし、両方とも仕上がって嬉しいです。事前に準備してくださった方々に心から感謝します。

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食事の時にもらった品々と、作った鋏入れとカード。お菓子もありましたが、食べてしまいました。




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