2012年5月14日 (月)

クッションカバー

クッションの飾り布。 (Cushion-cloth)
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クッションそのものではなく、クッションの上に飾りとして掛ける布です。
全く同じ図案で2個作ってもよかったのですが、なんとなく、少し違うものを一対として作ることにしました。
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実のところ、肝心のクッションの用意ができていなくて、これから2個のクッションを作ります。一応、深い赤系と緑系の、若干大きさの違う、少し横長の(枕のような)クッションにする予定でいます。クッションの材質によっては飾り布が滑り落ちてしまうかもしれませんが、どうやってクッションにとめるかはまだ考えていません。
しばらくは、テーブルや棚の飾りとして使うことになるような気がしますが、ずっとそうなってしまわないよう、早目にクッションを用意したいです。

刺しゅうの図案は、京都のユキ・パリスさんのコレクションを紹介する本に載っているテーブルセンターから借りました。実際の作品はもっと細長いものですが、これを短くつめて少し幅を広げました。そのために図案のバランスが悪くなってしまったようです。
「デンマークのホワイトワークHEDEBO」という本の中では、この作品が一番きれいなように思っています。写真の撮り方だと思いますが、堂々として華麗な感じです(展示会で実物を見たら、想像していたより線の細い、おとなしい印象の作品でしたが)。
この図案、ついつい他の人にも勧めて(押しつけて?)しまいますが、いつか自分でも作ろうと、長いこと思いを温めていたものです。

周囲には、「ヘデボーレース(hedebo blonde)」と呼べるかわかりませんが、一種のニードルポイントレースをのせています。ほぼすべてボタンホールステッチ(デンマークでいうところのボタンホールステッチ)から成っています。
ヘデボーでは、見た通り、とても大雑把なレースの作り方をします--もっとも、私の作り方とは違う、もっと精巧な方法を採っている人もいるのかもしれませんが--。個々の大きさや形が不揃いですが、そこはあまり気にしなくていいのかな、と思うようにしています。

刺しゅうが終わって、縁どりのレースをどうしようかと考え始めたところで、進まなくなってしまいました。
201205143_3やや幅広(レースも含めて35cm程度)に仕上げたかったので、見本のレースより大きめに、「だいたいこんな感じの模様」と決めてはありましたが、実際に作ってみると、刺しゅうに比して古典的すぎたのか、気に入らなくてやり直し。
やり直しにやり直しを重ね(ダメにした膨大な糸のもったいないこと...)、四苦八苦の末、結局このような形におさまりました。
あまりにも悩みすぎて、自分でも気に入っているのかいないのか、出来上がった今でもわかりません。派手だな、とは思います。そのせいで、かえって安っぽくなってしまったのでは、と気になります。
アイロンがけが難しく(きれいに仕上げるのは自分では殆ど不可能)、実際的なゴースダルが近くにいたら、“やめとけば”と きっといわれたことでしょう。
201205144_31枚目のレースが ちょっとどうなのかな? というものになりましたので、2枚目は普通の、こじんまりとした縁飾りにしました。
こちらならば、棚の上などに広げて使っても、そんなにおかしくないように思います。


刺しゅうに最適なレースを付けられるかどうか、作り手のセンスや趣味を問われるところでしょう。
そういった才を持ち合わせていないのは自分でもわかっていて、本当に残念なことと諦めていますし、余計なことを考えず、完成度の高い作品のコピーをひたすら作ったほうがいいのかも、と思うことも多々あります。
でも今は、こうやって作ること自体がとっても楽しいです。それに、自分で考えることにも何か意味があると信じたい・・・。

2012年3月18日 (日)

飾り襟

ホワイトワークの練習布。
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初めて使う薄い麻布で襟を作ってみました。
ラミー麻とありました。フワリと軽い感触の薄い心地よい生地でした。刺しゅうの糸は綿です。201203182
刺しゅうの図案は、以前に見せてもらった白い刺繍の本の掲載品(1790年頃のハンカチーフ)を参考にしています。数ある中で「このくらいなら、真似できそうですね」と話していた、他のものに比べて簡単そうな、可愛らしい刺しゅうです。このたび意を決して同じ本を購入したので、早速試してみました。簡単そうに見えても、やっぱり そんなに早くはできません。

201203183 出来はちょっと恥ずかしいようなものですが、既製の古いワンピースの襟に重ねます。(この服、写真だと小豆色みたいですが、実物はオリーブ色というのか、茶葉のような緑色の地です。)
服に合わせて襟を作ったつもりでしたが、出来てみれば長すぎました。上の飾り襟がとび出てしまっているのは、やはりおかしいものでしょうか。
襟に合わせて服を作りたいと思ってもいるのですが、いつの日のことかわかりませんので、とりあえず、この状態で使います。
襟を作ると、どうしても襟もとが左右揃わず難しいです。何が悪いんでしょう...?

もともと古い服ですが、“手作り”を加えたことで更に時代遅れな感じになりました。みっともないかもしれませんが、こういうものをずーっと着ていたいです。
もっと見栄えの良いマシンレースの飾り襟が安く市販されていますから、なんでわざわざそんな粗末なものを作っているのか、と思う人も多いでしょう。
でも私にとっては、手間暇かけた手作りの、自然素材の品を実際に身につけることほど贅沢なことは他になく、その時を想像しながら針を運ぶ以上の楽しみはないと思えるのです--どんなものでも。
手作りしかなかった時代のレースに魅せられてしまったんですから、もう、どうにもならないですね。

   * * *

間もなく復活祭だと思います。イースターエッグを持ったお人形Ingerも密やかに増殖しました。
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2012年2月13日 (月)

はさみ入れ

ホワイトワークの練習布。
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小さな布で、そのままにしておいてもよかったのですが、放っておくと無くなりそうだし、それはやっぱりもったいないので、袋の飾りにしました。
はさみ入れに使っています。眼鏡入れにもなりそうです。
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使い残りの薄紫色の絹布を使いましたが、湿らせてアイロンを当てたら、なんとなくケダモノのような匂いが立ち上りました。シルクとはこういうものなんでしょうか...。植物素材と動物素材の違いなのかなぁ、とその時は思いましたが、単に汚れていただけなのかも。

なかなかきれいにできませんが、ホワイトワークは大好きなので、まだ見えるうちに、もっともっと経験を重ねていかねば、と思います。そのわりにはぐーたらして時間を無駄にしてますけど。

2012年1月23日 (月)

紙入れ

貴重品入れ。
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いずれ旅券や通帳などをしまっておくのに使おうと思って作りました。
デンマークで“dragværk”(ドラウヴェアク)と呼ぶ刺しゅう(一種のドローンワーク)を刺しこんでいますが、白っぽくてよく見えないです。ネットが細かかったので、中の七宝かがりは殆ど潰れました。
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最初はカッチリしたものを作る予定だったのですが、刺しゅうができあがるにつれ、柔らかなものに仕上げたくなり、中の布も極淡い色にしました。
白い刺しゅうには濃い色の裏地より薄い色の裏地のほうがふさわしいような気はしますが、薄い色をおいた場合、遠目には無地の白い布と大差なく見えます。白い刺しゅうは、これを作る場合は勿論ですが、眺めるだけでも目がよくないと難しいですね。見えない刺しゅうならば なくてもよいのでは、という気にもなりますが、作ることが楽しいので。
これで見たところは望み通りの仕上がりです。
裏には「厚みのある布を」と思い麻布を使いましたが、布どうしが滑って、縫う間にずれて歪んでしまいました。こういうところでド素人ぶりが表れます。
ボタンも大きすぎました。木のボタンに花の絵を描いてみたのですが、失敗したようなので、そのうち取り替えたいです。

急いて作る理由もなく、ゆっくり丁寧に作ろうと思ったら、外側の刺しゅうが終わってから仕立て上がるまでに1週間以上も経ってしまいました。のんびりしすぎたようです。


静かだなと思ったら、外は雪が降りつもっていました。今回はまだまだ降る様子。

2011年12月30日 (金)

さいふ

お財布。
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数年前に大量?に作った匂い袋の図案とほぼ同じです。今回、糸抜きの部分はかなり大きめでネットの数は少なくなっています。
折に触れてこの図案で作ってきましたが、下絵の線をはずれて刺すので、どんどん葉っぱが丸くなり、ほとんど下絵がないも同じようです。もう少し線通りに刺すよう努めるべきかもしれません。

日々使っているボロボロになってしまったお財布の形を真似しました。開け口にマグネットかボタンをつけたほうが安心かな、と思っているところです。
背面には小さなポケットを小銭入れとして付けました。ファスナーで開閉します。
途中で息切れしたというか、どうでもよくなってしまったというか、とにかく仕上げはしましたが、特に背面は手抜き模様です。
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見本より小さくなってしまったので、使いにくそうです。
買い物はほぼすべて現金払いなので、ときどき大量の小銭が手元に残ります。これではきっと入りきらない...。

どうしてもカドが伸びて広がってしまうのは、しかたないことなのでしょうか。洗わないわけにはいかないし、洗うと布はヘナヘナになるし...。洗濯糊でもつけてみるか、あるいは三つ折の部分にアイロン接着芯を貼っておいたらいいのかなと思いつつ、実行したことはありません。
たいへんイビツな出来上がりでした。

«ドイリー