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2010年4月

2010年4月28日 (水)

お皿敷き(マグノリア②)

テーブルクロスは、周縁のレースを作っているところです。
結局、「複製のつもり」だったのが、複製とはいえないほどに遠いものになってしまいました。-- それもこれも大きすぎて私にはムリ!
穴開けにしても、穴埋めにしても、縁レースにしても、三角形にしても弓形にしても、すべてが私の感覚的物差しより大きすぎて、見本を単純に拡大したようにはなりません。もともと どういった大きさのものなのか不明ですが、直径40~50cmぐらいにすべき図案ではないかと思われます。
写真と実物を見比べては ためいきをつき...。

いやになってしまったので数日離れて、これにかかる前に始めていたお皿敷き(mellemlægsserviet)を1枚作りました。
「お皿敷き」は、食器を重ねて収納する際にお皿
とお皿の間にはさんでおくもので、食器が出番の時には取り出され、他人の目に触れるものではありません。
そう考えて、ひとり心軽く楽しく刺しています。

今作っているのは、ロイヤルコペンハーゲン社製の白い「マグノリア」のコーヒーセットのためのものです。(ちなみに、このタイプは廃番となり在庫のみ、と聞いています。真偽はわかりませんが。)

Rimg0102_2 Rimg0103_2  

このお皿を一見して「マグノリアの花」とわかる人はいないのではないかと思いますので、刺しゅうを見てそれとわからなくてもいいです。お皿と刺しゅうの図案が同じだとわからなくても...仕方ないです。お皿の絵柄を真似して作ったはずなのに、どこでこう違ってきてしまったのでしょう。
先に作ったケーキ皿用のお皿敷きは、このお皿の印象
から何となく、図案に流線形を取り入れてみたのですが、線が苦手で上手に刺せず、たいへん汚い仕上がりとなりました。
なので今回、ソーサー用には流線を消して別の図案にしてみました。レース部分の糸が細すぎて、きれいにできませんでした(写真ではわからないかもしれません)。が、太い糸では穴の中に模様がうまく収まらないかも、とまだちょっと決めかねています。
ケーキ皿のほうも相当にぎやかな図案でしたが、今回はまた一段と派手な気がします。
ソーサーは割れた時の予備の分もあるので、同じものをあと
8枚作る予定です。
ゆっくり作ることにします。

2010年4月18日 (日)

テーブルクロス

テーブルクロスは、とりあえず本体の部分が終わったので、洗って出来を見ることにし、深夜にアイロン片手に格闘しました。
「Jeg broderer selv」という本に掲載されているヘデボー刺しゅう udklips hedebo の
複製です(複製のつもりです)。
これから周囲に、おそらく見本(写真右)と同じような縁飾りをつけていきます。
まだ仕上げではないので、洗たくもアイロンも完全ではありませんが。

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やっぱり糸を引くのが強すぎて中央がたわんでしまいました -- いつも私はこうしてしまいます。難しいです。
上の写真はアイロンがけ直後なので、布もおおむね伸びていますが、時間と共に徐々に縮んでいって中央にしわが寄ってきます。危惧していたよりはマシですが、到底「まっ平ら」とはいえません。
テーブルから端を垂らして使ってもらえれば、たわみもそんなに気にならないと思いますが、平らに広げて使うつもりだとすると、タプタプしているのが目立つことでしょう。
切り抜いた形も悪くて、あんまり見たくないです。
大きさも75cm径の予定が70cm程度です。これから縁飾りがのれば、まあまあの大きさに仕上がるとは思っています。

2010年4月12日 (月)

デンマークのボビンレース

1週間に1回は更新したいと思っても、刺しゅうはそんな簡単には進んでくれません。
こんなblogでも見にきてくださる方に せめても何か新しい展開を、とあせる思いはあるのですけれど、体は1つ 手は2本、スピードも集中力も欠く身ゆえ...。


先日、ゴースダルから復活祭の手紙(Gækkebrev)をもらった。
この手紙がどういうものかよくわからないけれど、私の知る限り、レースペーパーか切り絵のように、必ず穴のあいたカードに差出人の名前が小さく丸字で書いてあって、復活祭の前に友人に送る。
上手に書かれていると、ドットが並んでいるようにしか見えないのだが、よく見るとその黒丸1つ1つがアルファベットで、「私が誰か当ててごらん」という手紙である。
黒丸を判読できない場合は、黒丸の数に合った名前を自分の知合いの中から探し出し、連想することになる。当然、封筒には差出人の名前はない。
今回もらった市販のカードには「誰だか当てたら、卵をあげる」と印刷されているので、そういうものなのかもしれない。

デンマークの手芸学校に行っていたとき、私は春休み(復活祭の休み)を利用して、デンマーク南部のチュナー(Tønder)というボビンレースが盛んだった町を訪れていた。
正確には、その近くのMøgeltønderという町のボビンレース美術館兼レース教室兼宿泊施設に滞在し、そこで1週間ボビンレースを習っていた。
実のところ、チュナーレースだろうが、ベルギーレースだろうが、イギリスレースだろうが、なんでもよくて、ただボビンレースをもっと習ってみたかっただけなのだけれど、今はチュナーレースでよかったなと思う。チュナーの図案は草花をあしらったものが多く、大好きなので。

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(左)Møgeltønder滞在時に作った小さなレース。名前がわからないけど、植物の図案。
(右)パターンを買ってきて家で作った襟の縁飾り。「浜菊? strand aster」の図案。自分でもヘタだなと思う。


ボビンレースはずっと下を向いている作業なので、週の後半には首を上げられなくなっていた。
でも、レースはとても楽しかったし、小さな美術館の展示品は大いに私を刺激した。
あの時ご一緒した熟練のご婦人の華麗なる手さばきは忘れられない。私と同じことをしているとはとても思えない、不思議な手の動きだった。

私は本当に何も知らなかったし、自分が何を好きなのかさえわかっていなかった。でも、だからこそいろいろな手仕事への好奇心や向上心、期待でいっぱいだった。取捨選択は後でいいから、とにかく手いっぱいにつかみたい、と思っていた。
おかげさまで、私の中には当時 手に入れたものが今でも手つかずのまま眠っているようである。あまりにも古漬けになってしまって、探しても出てこないものや、あることさえ忘れてしまっているものもいっぱいだけれど。今、新しく作るものを考えて、よい考えが出なくて苦しんでいるときに、何故かぽっと出てきてくれたりして、ちょっと嬉しい。

2010年4月 5日 (月)

鉛筆ケース

「テーブルクロスを進めなくては」と思うのだけれど、なんとなく気が乗らなくて、つい小さい物を作ってました。

裁縫道具を入れているカゴの中がゴチャゴチャしてきたので、鉛筆などをまとめる小さな入れ物を作りました。
図案を描いていたときは頭の中にフウリンソウやホタルブクロがあったのですが、できあがった花は むしろチューリップ?のようです。
作りは単純で、白い刺しゅうは単なるカバー、内袋だけでも機能します。
普段ほとんど使わない粗めの布でもこのやり方(hvidsøm/maskesyning)で刺せるのかどうか確かめたくて使ってみました。大きい模様にすれば使えると思いました。
ヨレヨレしていて、仕立てがキッチリといかないのは、
布のせいではなく性格の表れ。
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