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2014年1月

2014年1月 6日 (月)

敷き物

戸棚の上に飾る布。
201401061_2 幅約40cm×長さ約100cm

昨年8月にはじめて、年をまたいで漸く完成しました。ずいぶんと長くかかりました。
単純な作業は苦にせずに延々と続けられる性格と、この品に対する愛着というより執着から、なんとか最後まで到達しました。
100年ぐらい前のコペンハーゲン辺りのブルジョアジー(?)の手になるヘデボー刺しゅうの雰囲気が出ていたら嬉しいですが--やっぱり実物を知る人がご覧になれば、違いすぎると思うでしょう。

201401063_2刺しゅうの図案は、「hedebosöm」という本に掲載された作品(写真左)から借りています(写りが悪過ぎて、何をいっているのか・どこが似ているのか、わからないですね)。
細い部分は、「デンマークのホワイトワークHEDEBO」にのっていたもの(たしか衿の写真から)を真似しました。
両端の長いレース模様は、Greve美術館の本に載っている襟のレース(写真右)を複写するつもりでした。が、作ってみたら印象が違ってしまい、一部変えたところもあり、この通りにはなっていません。何故うまくいかなかったのか、は今一つ不明。たぶん、見本よりマス目が小さすぎたからではないかと思います。

できあがってみると、別の棚の上に飾っているヘデボー刺しゅうにも少し似ていました。そちらはデンマークの学校からもらってきた図案で、やはり「古典的」とはちょっと違うかな、というものです。が、とても豪華な、よくできた図案です、やっぱり。

201401062_4そもそものデザインもよろしくなかったのですが、細かい部分もどうにも気に入ったものにならなくて、ずいぶんと悩みながら作りました。でも結局、錆ついた脳は動き出してくれませんでした。
こんな時、途中でやめるほうが時間・労力の無駄がないという考えもあるかもしれませんが、この作品がこれ以上に不出来になることもないので、本を参考に初めてのことをいくつか試しながら、思いきり好きなだけ手間暇をかけてみました。
あとから思いつくたびに刺しゅうを加えていったので、いろいろと刺し忘れがありそうです。大きいのでアイロンも細かいところまでかけきれず、やや乱雑な仕上げです。それもすべてもうどうでもいいわ、という心境です。
それにしても昔の人は本当に、なんというか、すごいです。とうてい及びませんが、少しでも近付きたいと思いながら作っています。


   * * *

遅ればせながら、昨年末のクリスマス小物作りによるご寄付をUnicefに送りました。ご協力をどうもありがとうございました。




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