« 2015年7月 | トップページ | 2016年3月 »

2015年11月

2015年11月23日 (月)

2015夏の名残り ~袋物~

小物入れ(small bag)。
201511231_2 201511232 約20×22cm
201511233_2両面の模様が随分と違ってしまいました。どちらが表・裏ということは特に考えていません。
片側の刺しゅうの図案は、もともとは本の表紙になっている作品と同じでした。どういう図柄にするか決めかねて、思いつくままに針を進めていったら、なんだか変なものになってしまったようです。かなりひきつって歪んでますし...。でも自分のために作っているだけなので、これで良いことにして終わらせました。
中袋も付けていなくて少し心配ですが、このまま使ってみて不都合があったら付けることにします。

この夏に作っていたものがこれですべて仕上がりました。
ここ何年もHedebo刺しゅう(というのが良くなければ、「それらしきもの」)ばかり作ってきて、なかなか他のことに手がまわりませんでした。今年の夏は少しそこから離れたくて、ほかのもの--といっても、白い刺しゅうという点では同じ--に時間を使うことが多かったのですが、傍らでHedeboも少しだけ作っていました、作り方を忘れないように。
結局は殆ど放ったらかしの後回しで、今頃ようやく出来上がりました。
だいたいの刺しゅうが終わった後、その長い放ったらかしの間に、自分でどのように仕上げるつもりだったのかをすっかり忘れてしまいました。もう少しマチを広くとって、両脇に余白を作るはずだったような気もしますが、それには布が足りません。ザッとでも書きとめておくべきでしたが、それが面倒で苦手です。




2015年11月20日 (金)

2015夏の名残り ~Ingerlise~

感謝祭の飾りもの(ornament of thanks-giving day)。
201511161

降誕祭・復活祭の人形に続く、収穫感謝祭用の人形です。
秋に飾るものを何か欲しくて作ってみましたが、感謝祭らしさが出ません。もうすぐ待降節に入りますし、出番は短いです。
拾ったマツボックリが小さかったので、これまで作ってきたIngerさんより小さめです。Ingerliseインガリーセと名付けました(名前なんてばかばかしいようですが、最初のお人形をくださった懐かしい方への思いがあるので)。ちょっと妖精らしさが薄れて、人間っぽくなったように思います。




2015年11月12日 (木)

2015夏の名残り ~裾飾り~

裾飾り(decorative edging of baby dress)。
201511115 刺しゅう部分:約8×100cm

「イギリス刺しゅう(broderie anglaise?)」と呼ばれる刺しゅうですが、多種多様なイギリスの刺しゅうを作る方々からすると、この呼称は違和感があるものかもしれません。
201511116_2“Ayrshire and other Whitework”に載っている縁飾りを真似して作りました。
写真を見たとき、このデザインが印象的でとても心魅かれたのですが、仕上がってみると、なんだか違うもののように思います。

見本のように大胆に穴を開けることは私にはできそうもなく、すべて少し控え目にしたのが良くなかったのかもしれません。もっと忠実に模倣する努力をすべきでした。

肩掛けと同時進行していたこともあって、思っていたより日数を要し、今やっと仕上がりました。これも今年の夏が残したものです。



いずれ、お知り合いの方と一緒に行う(予定の)展示会に向けて作りました。
「お友達」と呼びたいけれど厚かましいと思われてしまうかなぁ?? というような薄い薄いお付合いを長く(いつの間にか知り合って20年)続けてきた(続けてこれたのも、ただただ彼女のお陰)、私とはいろいろな点で正反対といえる程に異なる、マルチプレーヤーのような人(絵本作家?画家?手芸家?)とのふたり展を計画しています。
そんな話が持ち上がって以来、いろいろと思い巡らしては楽しい心弾む時を過ごし、でもかなり遠い先(たぶん2~3年後)の計画で、具体的なことは殆ど何も定まっていない中、「展示のテーマは赤ちゃん」とだけ決めました。
以来、ものすごい勢いで制作を進める独創性と創造性に満ち溢れた友人。その速さにとても追いつけずに脱落、観客の1人になってしまったような私...。目的地のすぐ手前で合流できればそれでよいので、特に焦りもないのですが、やっと1つ出品する刺しゅうのメドがたって嬉しいです。
これは赤ちゃんのお洋服の裾飾りになります。洋服本体は、あまり手を加えずシンプルなものを考えていますが、その肝心の本体が全然できていないし、そもそもできるのかどうか大きな不安が残っています。もし服ができなかった場合、このレースだけを飾る方法も考えておいたほうがいいかもしれない...。

この発表会が終わったら--まだ始まるかどうかも不確かなのですが--自分用にエプロンを作って、その裾に付け替えるつもり(こちらが本当の目的)です。



2015年11月10日 (火)

2015夏の名残り ~肩掛け~

肩掛け(kerchief)。
201511111 約75×75cm(長さ約120cm)

ドレスデン刺しゅう(? Point de SaxeだかPoint de Dresdeだか--せっかくアンティークに詳しい方に教えてもらったのに、うろおぼえです)を目指したものです。
201511114
“Embroidered with white”という本にのっているショールをお手本にしています。
使った布や糸がおそらく実物とはちょっと違いますし、本物のドレスデン(というのは変??)らしくないかもしれませんが、自分ではそのつもりで作りました。
ほとんど布を切らずに、織糸を束ねて引っ張って
レース模様を作っていきます(「pulled-thread」という刺し方。「アジュール」という方も多いようです)。
昔の作品と同じものは私の力では到底作れず、図案を写し取るのも難しく、かなり変えたり省略したりしました。
布を裁ち違えたので、肩で別の布を接いでいます。

シャリっとした感触の薄い麻を使いました。この布は、そのままでも(刺しゅうなどしなくても)、衿やショールとして使えそうな、とても気に入っているものです。経糸・横糸の数が同じだったら、本当に申し分ないです。

201511112 201511113
これを作り始めたのは去年の秋だったか今年の初めだったか--思い出せないくらい時間がたちました。そろそろ完成させなくてはと思い、夏からずっと作っていました。
結局、仕上がったのは秋も半ば、長いようで足りなかった夏休みの成果です。

ドレスデンは、ニードルポイントレースやボビンレースに比べて一般的な評価が低いように思いますが、それでも私には難関です。
知識も技術も経験もなにもかも足りないので、ほとんど無謀といって良い挑戦でした。
写真には欠点まで写らないようですが、実際はかなり雑なところがあり、良い出来とはいえません。
それでも、作ることができたこと(細かいけれど見えたこと)が嬉しくて、今は完成の喜びでいっぱいです。




« 2015年7月 | トップページ | 2016年3月 »